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一般社団法人日本メディカルNLP&コーチング協会



当協会が接遇研修を否定するたった一つの理由
医療現場で「患者様」呼称やホテル並みの接遇を徹底した結果、何が起きたか。データが示すのは、皮肉にも患者の「お客様意識」の肥大化とハラスメントの増加です。
ある調査では医療従事者の4割以上が迷惑行為を経験しており、その背景には過剰なサービスへの期待があります。犯罪心理学の視点でも、丁寧すぎる接遇は加害者の優越感を煽り、攻撃性を引き出すスイッチになると指摘されています。形式的なマナーは、時に「何を言っても下手に出てくれる」という誤ったシグナルを相手に送ってしまうのです。
今、私たちが学ぶべきは、形を整える「接遇」ではなく、信頼を築く「コミュニケーション」です。過去の研究では、医療訴訟を防ぐ決定打は言葉遣いの丁寧さではなく、患者に意見を求める等の「深い対話」であると証明されています。また、質の高い対話は、血圧や血糖値を安定させるという「直接的な治療効果」まで持ち合わせているのです。
患者を「お客様」として扱うのではなく、共に病に立ち向かう「パートナー」として向き合うこと。お辞儀の角度よりも、目の前の人の心に届く言葉を。医療の質と安全を守る鍵は、マニュア

十河 剛(そごう つよし)
2月4日読了時間: 4分
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